ベトナムオレンジプロジェクト
オレンジと呼ばれる人々がいるのを知っていますか?
ベトナムは1960~1975年にかけて、国を南北に二分したベトナム戦争がありました。
戦争は1975年に終結しましたがその後も戦争の傷跡を背負い続ける人々がいます。
戦争の際に撒かれた枯れ葉剤(通称オレンジ)による、先天的に障害をもった子供がたくさん産まれました。
日本では後に分離手術を行ったベトちゃんドクちゃんが有名です。
一説には1000人に25人の高確率で障害をもった子が産まれたと言われています。
日本人からするとベトナム戦争は遠い過去の話しで、もはや終わってしまった事として忘れられていると思いますが、まだ戦争の傷跡は終わった訳ではありません。
戦争2世よりも3世の方がさらに濃縮された枯れ葉剤により、障害をもって産まれるが子供が多かったのです。
戦後40年たったいまでも、オレンジは社会問題としてベトナムに残り続けています。(枯れ葉剤はすでに自然界から消滅しています)
オレンジプロジェクトはそんな人類の負の遺産を忘れない為に、オレンジで障害をおった人々が生活する施設、学校、戦災孤児がいるお寺などを支援をしています。
ベトナムトレーディングでは使わなくなったIPHONEやIPOD、Android、携帯電話などを集めて、ベトナムに持っていき寺院や孤児院などに寄付、または集まったそれらをお金に変える形で現地に学校を作るなどの支援しています。
画面が割れていても故障していてもかまいません。
グローバル化が進む世界で地球人の一員として未来ある子供たちを支えたい。
そして、その活動に参加する事によって、強い人が弱い人を助け、守っていくという、互助の気持ちを育むきっかけとなって、人類が精神的にも社会的にも豊かに発展していって欲しいのです。