先日、もうすぐ1ヵ月の入国後講習が修了する実習生たちの「お別れパーティー」にお呼ばれしました。お昼ご飯を一緒に食べましょう~と誘ってくれたのです。
どんな料理かな~とワクワクしてました。
テーブルの上にはスプーンと箸とベトナムコーヒーがセッティングされていて、座って待っていてくださいとのこと。待っていると丼ぶりを運んで来てくれました。
メニューは「Banh canh(バイン・カン)」。
バイン・カンはタピオカ麺を指し、タピオカ粉と米粉麺を合わせて作られる麺で、丸い太麺で半透明、モチモチした食感が特徴の麺です。
しかし、ここでは手に入れることが難しく、茹でうどんで代用してありましたが、具材にビックリ!!大きく切られた野菜も柔らかく、お肉やエビからの出汁が体にスーッと染み渡り、心と体に優しい味のスープでした。
実習生たちでメニューを決めて数日前から仕込みをしていたようです。
とっても美味しく、嬉しく、楽しい思い出がまた一つ出来ました。
ベトナムの麺料理といえばフォーだと思う人も多いと思います。しかしベトナムには、フォーだけでなく他にも麺料理があります。小麦粉や米粉で作られた麺以外にも、タピオカや豆で作られた麺もあります。太麺や平麺、半透明や白色や茶色などベトナム北部・中部・南部で様々な麺料理があるようです。
いつかベトナムの麺料理を制覇してみたいです。
担当:SK